2014年9月23日火曜日

[statphys:03574] [ セミナー

東京大学理学系研究科・佐野研究室の川口喬吾です。
東大理・本郷でのセミナーの案内をさせていただきます。
奮ってご参加ください。

日時: 9月26日(金) 16:00〜

場所: 東京大学本郷キャンパス理学部1号館414号室

講演者: 早瀬友美乃

講演タイトル: 丸めた紙の統計力学

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タイトル:丸めた紙の統計力学
早瀬友美乃、中西秀(九大理)

アブスト:

紙 を無作為に丸めたときの折り畳まれ方について、簡単なモデルを用いて数値シミュレーションを行った。紙を丸めると、その大きさRともとの紙の一辺の長さL の間にR〜L^0.8のようなスケール則がなりたつことが実験から知られている[1]。また、厚さや大きさの異なる紙を使った実験いおいて、丸めた紙の尾根の長さの分布が対数正規分布で近似できることが報告されている[2]。さて、マクロな紙を丸める過程では熱揺らぎは重要ではない。弾性体の振る舞いを特徴づける無次元パラメタとして、Foeppel-Karaman(FK)数がよく用いられており、通常の紙の場合は10^5〜10^8の 値をとる。紙を薄い弾性膜としたモデル用い、異なるFK数に対して、丸めた際の構造を比較した。折り畳まれた状態での、平らなファセット面の分布や、曲率分布、接触している粒子の膜状での距離の分布などを報告する。

[1]Y. Kantor et al., Phys. Rev. A. 35, 3056 (1987)
[2]D. L. Blair et al., Phys. Rev. Lett. 94,166107 (2005)
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